映画鑑賞記「PK」

公開日 2016年11月24日

PK

監督ラージクマール・ヒラーニ 
原題:PK
製作年:2014年
製作国:インド
上映時間:153分


PKとは、インドの言葉で「酔っ払い」という意味らしい。すること言うことが突飛(に聞こえる)なので、「お前は酔っ払いか!?」と行く先々で言われたのだ。

地球の調査のために宇宙船から降り立ったPKは、宇宙船とコンタクトするデバイスを輝く宝石と間違われて盗まれてしまう。「見つけるには神様に聞くしかないね」と皆に言われ、PKは神様を探す旅に出る。

宗教(主に新興の)批判であり、宗教による差別への批判である。でもそれをたっぷりのユーモアで包み、笑いながらも、宗教や信仰について考える機会をくれる良作だ。

我々が神様の子どもであるならば…と考えるPKの話には大きく頷くばかりだ。日本は宗教に対する意識が希薄な国だから、この映画はエンターテイメントになりえるが、他の国ではどう受け止められるのだろうか。インドは、他民族他宗教の国で、もちろん対立はあるのだろうけど、こういう映画が作られるというところに深さを感じる。


オープニングの、男女の出会いのパートが長く、PV?カラオケのBGV?とちょっとウンザリするけれど、見終わってみれば、この二人のエピソードを簡潔につたえるには最善の方法だと納得。インド映画お決まりの歌と踊りのシーンも慣れてくるとこれがないと物足りなくなる。

主演は「きっと、うまくいく」のアーミル・カーン。こちらの作品も、オススメ。

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