大沢の里水車経営農家

江戸時代から続いた水車経営農家　旧家のたたずまいそのままに　　

野川のほとり、大沢の里の一角に江戸時代から続いた水車経営農家が保存・展示されている。三鷹市がエコ・ミュージアムとして整備を進める大沢の里の重要な建物のひとつ。まるでタイムスリップしたかのような農家の母屋や水車小屋、倉庫、民具が見どころだ。ここの素晴らしいところは、その維持管理、訪問者への説明がボランティアのみなさんによって行われていること。市民のみなさんが懸命に守ってきた施設であるので、展示物や環境をそのまま活かした撮影に向いている。土間や和室に上がり込んで見るとまるでいつもと違う風景が見えてくる。
■母屋や蔵やお勝手など、当時の生活がしのばれる造りが残っている。
■しんぐるま（水車）は、小屋の中に設置されていて外からは見えないが、粉ひきや袋詰めまでの壮大な仕掛けが圧巻
■自然が色濃く残っている大沢の里にあり周辺環境との融合が見事
■近くには野川が流れ、ほたるの里三鷹村の田んぼ、湧水などが残る。

撮影一口メモ

■日本的風景や環境の下でのインタビュー、朗読、一人語りなどに最適
■来訪者の妨げにならない範囲での撮影
■市民ボランティアの皆さんの協力が必須
■施設を傷つけたり、設置物に破損が生じる恐れがある撮影は禁止