【こやじぃのみたか四方山散策】 「道」シリーズ 第1弾

公開日 2020年06月19日

★みたか観光ガイド協会が三鷹のまちをご案内する「定例ガイド」の特別版をオンラインでお届けします★

普段、みなさんが何気なく歩いている「道」。
通りの名づけ由来や関連エピソードなどを紹介していくシリーズ第1弾。

こやじぃのみたか四方山散歩
▲シリーズ第1弾は駅前から

こやじぃのみたか四方山散歩
▲現在の三鷹稲荷神社


1> 赤鳥居通り

2020年6月25日に開設90周年を迎えるJR三鷹駅。開設当時の1930年、中央線を利用する乗客に三鷹の駅前をアピールするため、商店街の入口に大きな赤鳥居を建てました。 その先には三鷹稲荷神社があり、赤鳥居から神社を結ぶ道路を「赤鳥居通り」と名づけ、参道の役割をしたようです。 老朽化によりいつの間にか赤鳥居は姿を消し、三鷹稲荷神社は、駅前再開発によりビルの一角に移され、向きが変わりました。
三鷹市ホームページ「三鷹駅物語」より https://www.city.mitaka.lg.jp/mitaka_album/station/2.html

2> さくら通り

農業用水を通すために作られた品川上水は、都市化により役目を終え、水利権が品川から三鷹へと渡りました。 やがて三鷹も住宅が増え、農業用水の需要が減ってきたため、公衆衛生の専門家である当時の鈴木平三郎市長は下水道の整備にいち早く着手。14年かけて下水道を完備し、1973年に日本初の「公共下水道普及率100%」という偉業を成し遂げました。 下水道工事は上連雀2丁目から始まり、下水道管の一部は三鷹市民センターに飾られていました。これもまた、いつの間にか撤去されました。どこにいったのでしょう・・・
三鷹市ホームページ「三鷹トピックス昭和編」より https://www.city.mitaka.lg.jp/mitaka_album/topics1/8.html

企画・撮影・編集:みたか都市観光協会
協力:みたか観光ガイド協会 https://mitakaguide.p-kit.com/
出演:小谷野芳文(みたか観光ガイド協会)
楽曲:modus GT-K