【こやじぃのみたか四方山散策】 下連雀八幡大神社の力石

公開日 2020年06月19日

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東京都三鷹市の下連雀八幡大神社といえば、毎月9月に行われる例大祭で大太鼓と2基の大神輿が市内を練り歩くことで有名ですが、今回は参道脇に鎮座する「力石(ちからいし)」にまつわるお話をします。

こやじぃのみたか四方山散歩
▲こやじぃこと小谷野芳文さん

こやじぃのみたか四方山散歩
▲下連雀八幡大神社の力石



下連雀八幡大神社の力石


明暦の大火(振袖火事)で被災した神田連雀町の住民たちが、開拓民として現在の三鷹市に移り住みました。上連雀(かみれんじゃく)下連雀(しもれんじゃく)という地名は、実はスズメとはまったく関係がないのです。
昔の若者は、力自慢をするために大きな石を持ち上げて競ったそう。それらに使われた石を力石(ちからいし)と呼んでいますが、何とその力石、占いにも使われていたそうです。
病人の回復を石で占う・・・現在では考えられないことが昔は常識でした。果たしてこの力石は、一体何人の人を助けてきたのでしょう。
下連雀八幡大神社を訪れた際には、この力石にも目を向けてください。

井の頭弁財天の参道入口にあたる黒門付近にも、力石が鎮座しているそうです。探してみてくださいね。

企画・撮影・編集:みたか都市観光協会
協力:下連雀八幡大神社
みたか観光ガイド協会 https://mitakaguide.p-kit.com/
出演:小谷野芳文(みたか観光ガイド協会)
楽曲:modus 風可&葉羽